代表挨拶
私の以前の職業は消防士でした。「なぜ、消防士がロボット?」と大半の方が思われるでしょう。
東日本大震災、御嶽山の噴火、広島の豪雨災害、そういった災害は、この11年で多く発生しました。やはり、レスキューロボットの普及は必要だと改めて感じる出来事でした。
なぜ、レスキューロボットが普及しないのか。自分なりに考えた結果、汎用性が無く、限られた場所でしか活用できないこと、また、導入コスト・運用コストが高いことが原因ではないかという結論に至りました。
11年前、ロボット専門の救助隊に憧れて消防士になったのですが、専門ではなく必要に応じて使用するというような現状でした。なぜなら、人がやった方が早い上に活用できる場所少ないからです。
しかし、人が活動できない場所や命の危険がある場所は多くあります。そして、そのような場所で活用できるロボットはほとんどありません。もし、その中に助けを求めている人がいたら・・・。
どうすればその問題を解決できるのか。ロボットのことを少しでも学ぼうと夜間大学に通ったり、レスキューロボットに関するイベントを見に行ったのですが、市場も技術も発展するにはまだまだ時間が掛かりそうだと実感しました。
そして、思ったのです。「ロボット全体の市場拡大・技術発展が、必然的にレスキューロボットにも繋がるのではないか」と。レスキューロボットから始まりましたが、ロボットに代替えした方が安全だったり、効率の良い作業は多くあります。
弊社は、「ロボットと協働する社会へ」を企業理念に、そのような作業はロボットで代替えし、人間がより安全で創造的な仕事ができる社会を創るために真摯に取り組んでい行きたいと思います。
株式会社ロボットコネクト
代表取締役 末廣 祐弥
執筆日:平成31年4月
会社概要
社名 | 株式会社ロボットコネクト |
代表取締役 | 末廣 祐弥 |
所在地 | 東京都中央区日本橋2-1-17 丹生ビル2階 |
連絡先 | 03-6869-0744 |
設立 | 2019年4月1日 |